天皇陛下“皇族数の確保”に「国民の理解が得られるものに」

天皇陛下“皇族数の確保”に「国民の理解が得られるものに」
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 13日からのオランダとベルギーご訪問を前に行われた会見で、天皇陛下は皇族数の確保に関して「国民の理解が得られるものになることを望む」などと述べられました。

【画像】愛子さまの横で手を振る女の子は…?

天皇陛下「国民の理解得られるものに」

国会では、皇族数確保の議論が進められてきた
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記者
「現行制度では皇室の縮小が見込まれ、国会では皇族数確保の議論が進められてきました。次世代の活躍への期待とあわせ、皇室の活動と皇族数とのバランスについてのお考え、これまでの議論の受け止めについてもお聞かせください」

天皇陛下
「国際親善は皇室の重要な役割の一つであり、外国との相互理解や友好関係を深めるうえで、大切な意義を有していると思っています。昨年、愛子がラオスを訪問し、多くの方々と交流の機会を得られたことは、本人にとっても大変貴重な経験になったのではないかと思います。愛子を含む若い世代の皇族それぞれが、さまざまな経験を重ねながら、みずからの務めについて理解を深めていくことを願っています。皇室の活動はこのような国際親善のほかにも、地方への訪問や被災地のお見舞いなどを通して、国民の皆さんに寄り添い、あるいは多くの国民の皆さんと交流することをはじめ、多岐にわたっております。こうした皇室の活動を将来にわたり安定的に続けていくための皇族数の確保のあり方については、現在議論されているものと承知しています。制度にかかわる事項については、私から言及することは控えたいと思いますが、皇室の在り方や活動の基本は国民の幸福を常に願い、国民と苦楽をともにすることだと考えており、こうした皇族数の確保のあり方についての議論においても、国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります。これからも若い世代も含めた皇室の一人一人が、それぞれの立場で務めを果たしながら国民に寄り添い、国際社会との友好親善にも努めていくことが大切であると考えています」

 11日午後4時過ぎ、天皇陛下は現在議論が進む皇族の数の確保について、改めてお気持ちを述べられました。

 また、家族の在り方について問われると…。

天皇陛下
「私の場合、本当に幸いなことに、両親の手元で育てていただいたということを大変深く感謝しております。ベアトリクス女王陛下(当時)も私が小さいときにいらっしゃって。そういうことを実際に両親のもとで見ながら育つことができたというのは、本当にありがたいことだと思います。愛子にも同じように一人の皇族として、どういうふうにこれから振る舞ったらいいか、良い手本になっているといいんですけれども。一緒にいろんなことをすることによって、愛子にもいろんなことを教えていきたいと思いますし、愛子にさまざまなことを学んでほしいという気持ちでおります」

 皇室典範に関する議論が進む中の発言に、立憲民主党のベテラン議員は…。

立憲民主党 ベテラン議員
「『国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります』。この短い一言に、陛下の思いが込められている気がする」

両陛下、オランダへ

愛子さまの横で手を振る女の子は…
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 2006年、愛子さまの横で手を振る女の子。オランダの次の王となるカタリナ・アマリア王女(当時2歳)です。オランダとベルギーはともに、男女問わず長子が後を継ぐ、絶対的長子継承制となっています。

天皇陛下
「このたび、オランダ国、ベルギー国からご招待をいただき、両国を雅子と共に訪問できることを大変うれしく思っております」

 現地の王室と、どんな話をされるのでしょうか。両陛下がオランダを訪問されるのは、アレキサンダー国王の即位式以来13年ぶりです。

 天皇陛下とアレキサンダー国王は、「水の研究」という共通のライフワークがあります。

「最高の同志ということも言えるんじゃないか」
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政策研究大学院大学 廣木謙三名誉教授
「オランダ王室が非常に近い関係にあるだけではなくて、家族ぐるみでお付き合いもありますし、“水”という一つの課題を通じて、一緒になって世界のために仕事をした。その意味では、最高の同志ということも言えるんじゃないかと思う」

天皇陛下
「私自身は英国留学中に私的に初めてオランダを訪問した際に、まだ10代だった当時のウィレム・アレキサンダー皇太子殿下が空港で出迎えて下さったのが、アレキサンダー国王陛下との最初の出会いでした。随分大きな方だなと思ったことをよく覚えています。また、ウィレム・アレキサンダー国王陛下とは皇太子時代に国連『水と衛生に関する諮問委員会』の名誉総裁と議長をそれぞれ務め、水問題に関する活動をご一緒にしておりました。わたくしと雅子は、両国よりご招待をいただいたことを心からありがたく思っており、2カ国を続けて訪問するのは久しぶりとなりますので、体調に気を配りながら訪問に臨むことができればと考えています」

宮内庁のSNSとオランダ王室は、相互フォローをしている
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 また11日の会見では、皇室のSNSについて質問がありました。宮内庁のSNSとオランダ王室SNSは、相互フォローをしています。

天皇陛下
「皇室においても国民との交流を重ね、国民と皇室の信頼関係を築くにあたっては、国民の皆さんに、皇室の活動に対する理解を一層深めていただけるよう、適切なタイミングで分かりやすい発信を積み重ねていくことが大切であると感じています」

(2026年6月11日放送分より)

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