米軍の攻撃再開を受け→イランがホルムズ海峡閉鎖「オバマ政権時よりも厳しい条件を…」国際政治学者がトランプ氏の“思惑”を分析

わたしとニュース
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■トランプ氏の思惑とアメリカ国内の不満

 このまま戦闘が激化していった場合、ある段階で手を引き、停戦に向けた話し合いへと舵を切るタイミングは訪れるのか。この点について三牧氏は、トランプ氏の政治的思惑や交渉のパターンについて次のように分析する。

「軍事的に相手を痛めつけて自分に有利なディールを結ぼうとするのはトランプ氏の基本的なパターンだが、もう100日を超えている。つまりこれまでのパターンだけではダメで、双方の条件をすり合わせる交渉が必要なはず。一方で、トランプ氏はオバマ元大統領の核合意を離脱して今回の戦争になった経緯があるので、オバマ政権時よりも厳しい条件をイランに突きつけたいという思惑がある。イランの言い分を聞きながら交渉するということもやりたくない。そのため、軍事的に相手を痛めつけて有利な条件を結ぶパターンが繰り返されている。これでは戦闘終結に向けた妥結はなかなか難しいのではないかとアメリカ国内からも言われている」

 アメリカとイランだけでなく、イスラエルを含めた三者が今後どのような動きを見せるかも今後の焦点となっている。

「イスラエルは戦争を続けて、イランをできるだけ弱体化させたいと考えている。一方アメリカ国内では、『トランプ氏はこれまでイスラエルのネタニヤフ首相と協調してきて、国民はもう戦争をやめてほしいと思っているのに、イスラエルの言い分ばかり聞いているじゃないか』という声も出ている。そのため、トランプ氏がこうした国民の懸念に耳を傾け、ネタニヤフ氏を強く抑えるという展開を世界もアメリカ国内も期待しているところではある」

(『わたしとニュース』より)

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