
イーロン・マスク氏(54)が率いるスペースXが日本時間12日、アメリカのナスダック市場に上場します。IPO=新規株式公開には、世界中からおよそ40兆円を超える購入希望があったと報じられています。
スペースX株40兆円が殺到
スペースX イーロン・マスクCEO
「これまでにも完全に再利用可能なロケットを作ろうとする試みはたくさんあったが、ほとんどは途中で断念されてきた。我々も完全な再利用にはまだ成功していないが、年内には超巨大ロケット、スターシップが目標を達成できる見込み」
再利用可能なロケットに関してこう語ったイーロン・マスク氏。
人類史上最大の調達目標額は、およそ750億ドル、日本円でおよそ12兆円。公募価格は1株2万1600円で、購入申し込みは締め切られました。すでに2500億ドル、およそ40兆円を超える申し込みが殺到したといいます。
民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員は、SEC=アメリカ証券取引委員会にスペースXのIPOの延期を要求。
「歴史上最大のIPOは、投資家保護や市場の健全性への前例のない脅威をもたらす」
ウォーレン氏は、スペースXの会計や財務報告に欠陥があったことや、マスク氏に権限が集中している企業構造などから、投資家にリスクをもたらす可能性があると警告しています。
スペースXは2015年に、世界で初めて発射したロケットの一部を垂直着陸で帰還させることに成功。回収再利用を繰り返すことで、打ち上げのコストを大幅に削減しました。
年間で100回以上のロケットの打ち上げに成功し、世界中にネットワークを形成する衛星「スターリンク」もこれまでに1万基以上打ち上げています。
火星移住計画とは
さらに、マスク氏が推し進めているのが人類の火星への移住計画です。
「スターシップを改良し、最終的には数十万人、あるいは数百万人の人々を火星へ送り出せるレベルにまで高めていくことが目的」
スターシップで人型ロボット「オプティマス」などを火星に送り込み、最終的にはドーム型の都市を建設、100万人が移住する計画です。
火星への中継地点として、月面に人工衛星を作る工場を建設し、ロケットを使わず、月面から人工衛星を打ち上げられると説明しています。
アメリカの投資家はこのように話します。
投資家YouTuber ストック・モーさん
「これは未知の領域。アメリカ市場最大のIPO。イーロン・マスクは世界初の兆万長者になるだろう。彼はこれからも革新を続け、先頭に立って進んでいく」
日本では…。
Xから
「スペースXのIPOに申し込んだ!これは夢への投資だ!!」
「さぁ、スペースX楽しみだね。めちゃくちゃ期待してるぞ!イーロン・マスク、頑張れ!」
(2026年6月12日放送分より)
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