【FIFAワールドカップ2026】メキシコ代表 2-0 南アフリカ代表(日本時間6月12日/エスタディオ・アステカ)
メキシコ代表FWのラウール・ヒメネスが、4大会目のワールドカップで待望の初ゴール。かつて頭蓋骨骨折という大怪我で選手生命の危機に瀕し、父親も亡くしたばかりだったストライカーが見せた“涙”に、ファンが胸を打たれている。
共催国のメキシコは日本時間6月12日、FIFAワールドカップ2026のグループA第1節で南アフリカ代表と対戦。両チーム合わせて退場者を3名出す荒れた一戦となったが、2-0で白星スタートを飾っている。
4-3-3の1トップでスタメン出場した35歳のヒメネスは、1点リードで迎えた67分、歓喜の瞬間を迎える。メキシコが最終ラインからリスタートを開始すると、ヒメネスもポストプレーで起点を作ってから中央を前進する。
右サイドでボールを受けたFWロベルト・アルバラードが、左足に持ち替えてインスイングのクロスボールを蹴り込むと、不揃いだった南アフリカのディフェンスラインの裏にヒメネスが飛び出す。ファーサイドでフリーな状況を作り出すと、最後はドンピシャのヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
ゴール後にヒメネスはコーナーフラッグ付近まで走り、拳を突き上げる。感情を爆発させたその後、両手を握りしめて何度も揺らすと、最後は空を指した。そして仲間に抱きしめられると、その目には涙が浮かんでいた。
「大ベテランが自国開催で決めるのは役者」の声も


