しかしピンチは終わらない。こぼれ球をFWミケル・オヤルサバルにヘディングで押し込まれかけるも、ヴォズィーニャは素早く体勢を立て直す。タイミングを合わせてジャンプすると、右手一本でボールを弾き出し、ゴールを死守した。
スタジアムは大歓声に包まれ、スペインの猛攻を止め続けた守護神に注目が集まる。DAZNで解説を務めた風間八宏氏も「スペインは決めたかった。よく粘りましたね」と称賛。SNSでも「何本止めるんだ」「40歳でこれはすごい」「完全にヒーロー」「このGK何者?」「止めすぎやろ」といった声が相次いだ。
その後もヴォズィーニャは集中力を切らさず、スペインに27本(うち枠内は7本)のシュートを許しながらも攻撃をシャットアウト。番狂せとも言えるスコアレスドローに大きく貢献し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。W杯初戦で存在感を示した守護神が、カーボベルデに歴史的な勝ち点1をもたらした。
(FIFAワールドカップ2026)


