
全国的に牛乳の消費量や酪農家が減少する中で、ミルク系飲料のニーズが高まっています。その背景を取材しました。
【画像】冷たいミルクで焙煎豆を抽出したミルク出しコーヒー「しろぶりゅー」
ミルク系飲料のニーズ高まる
朝ごはんや給食のお供として親しまれている牛乳。皆さんは最近飲んでいますか?
30代 会社員
「価格高騰もあってから、手が伸びることが少なくなった」
20代 会社員
「普段あまり飲まない。一人暮らしだと消費できる量も限られているから、あまり買わないようにしている」
牛乳の消費量はここ30年減少傾向で、年間の1人あたりの消費量では、およそ10リットルも減っています。
酪農家の数も15年前には2万戸近くありましたが、2024年度には半数以下の9000戸台にまで減少しています。
「牛乳離れ」が進む中、ミルク系飲料のニーズは高まっているといいます。
消費経済アナリスト 渡辺広明氏
「主役が逆転したような商品が出てきている。ミルクの濃厚感や優しい甘さをより強く感じたいという消費者が増えているのではないか」
ミルク出しコーヒーも
去年12月にオープンしたミルクが主役の都内のカフェでは…。
Shiroノmono 小宮直史氏
「牛乳って学校の給食であったり、スーパーでよく見かけたり買ったりするとは思うが、そういったシーンに結構限られていて、他ではどこで飲むシーンがあるかと考えるとあんまりないので、新しくカフェという形でそういったシーンを提供できたら」
売りは「しろぶりゅー」。冷たいミルクで焙煎豆をじっくり抽出したミルク出しコーヒーです。
20代 大学生
「普通のミルクコーヒーより味がすごくマイルドで、よりクリーミー。コーヒーの苦みが苦手な人でも楽しめる」
50代 会社経営
「すごくおいしい。体にしみるような牛乳で、飲んでいておいしいし、栄養もとれる」
実は熱中症対策にも有効
カルシウムが豊富な牛乳ですが、実は熱中症対策にも有効です。
管理栄養士・渥美まゆ美氏によると、運動などで軽く汗をかいた後に飲むと、牛乳に含まれるたんぱく質や糖質の働きによって、体内の水分が保たれやすくなることが報告されているといいます。
明治からは「おいしい牛乳」に使われる生乳を使用した、コーヒーと紅茶が発売されています。
牛乳の消費量が落ち込む中、なぜ牛乳がメインの商品が次々と生まれているのでしょうか?
渡辺氏
「ミルクの味を楽しむということで、嗜好(しこう)品に変わっている。嗜好品としてミルクの価値がどんどん認められたからではないか」
(2026年6月18日放送分より)
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