相手の資産状況知らない→家事・育児の分担に影響?
相手のお金事情を知らないことで、家事・育児の分担などに影響はあるのだろうか。自身もパートナーの資産状況を把握していないという、東京大学-IncluDE准教授の中野円佳氏は自身の見解と述べ、次のように提案する。
「『私は稼いでいるから代わりに家事やって』はどうかと思う。例えば共働きであれば、子どもや家にかかるものを共有口座でお互い出し合うなどするときに、6対4の収入なら共有口座に出すのも6対4にするという『応能負担』のやり方がいいのではないかと思う。ただ、家事負担についてはお金に換算できないものもある」(中野円佳氏、以下同)
さらに番組では、夫婦間の「お金の会話」に関するデータも紹介された。「お金の会話ができていない」と答えた夫婦の夫婦関係満足度が約62%にとどまったのに対し、「会話ができている」と答えた夫婦の満足度は95%以上という高い数値を示した。
この結果に対し中野氏は、普段の夫婦間コミュニケーションの問題だと指摘する。
「そもそもお金の会話だろうがなんだろうが、会話ができていないカップルもいるだろうから、『そりゃそうだよね』という気もする。必要最低限しかコミュニケーションをとらない夫婦もいる。お金のことで揉めて夫婦関係が悪化するとかもあるだろうし、逆に夫婦関係があまり良くないから、お金の話もしないみたいなのもありそう」
お金に関するケンカの原因としては、「将来の備え(資産形成)ができていない」「極端な節約(ケチ)」などが上位に挙がった。これらが「浪費がひどい」などを抑えて高い回答を得た理由を、中野氏は次のように推測する。
「パツパツであればあるほど、『ちゃんとお金を貯めておいてよ』という話になるだろうし、子どものために使いたいお金が、気づいたらないという状況にはなりたくないからこそ、揉めるのだと思う」
(『わたしとニュース』より)
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