こうした座席の譲り合いについて、専門家からは次のような見解が出ている。
「鉄道・バスの座席は全ての旅客に対して提供されている設備で、子どもだから座ってはいけないとか、必ず譲るべきという話ではない。席が必要そうな人に声をかけるなど、接し方を学ぶ場になるといい」(鉄道ジャーナリストの枝久保達也氏)
「もし譲ることを断られても声掛けをしたことを親は褒めてあげてほしい。一方で、荷物が多い日など、子どもが座っていた方がいい時もある。そういう日は朝、親から『今日は座っていいのでは』と一声かけてあげてほしい」(キッズマナー講師の赤名麻由子氏)
こうした見解を受け、白鳥は次のように語る。
「いろいろ考えなきゃいけないことが多いなと思う。子どもにこれを教えなきゃいけないんだなとか。でも、子どもからしたら、良かれと思って言ったのに怒られたりなんかしたらトラウマというか…。『あれ?学校で教わって、良いことだったはずなのに怒られた』みたいになっちゃうから難しいですよね」
失敗も含めて社会を学ぶ場でもある公共交通機関。白鳥は次のように締めくくった。
「優しい気持ちを持ち合っていることの方がほぼ多い。子どもにとっては社会を学ぶ良いきっかけだなと思う。ただ、朝の通勤ラッシュの時とかは大人だってみんなイライラしているから大変。ちょっと気持ちに『気をつけよう』を持っておきたい」
様々な人が利用するからこそ、お互いが少しずつ気を配り、思いやりの気持ちを持つことが大切なようだ。
(『わたしとニュース』より)
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