日本人女子レスラー、米マットで鉄柱に打ちつけられるも大胆な受け身 “高い技術”でダメージ最小化

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 WWE「RAW」の“クイーン・オブ・ザ・リング”準決勝、イヨ・スカイvsラケル・ロドリゲスの一戦。イヨがオーバー・ザ・ムーンサルトで強敵ラケルから勝利を収め、月末の「ナイト・オブ・チャンピオン 2026」決勝進出を決めた。一方、“デカ女”ラケルのパワープレイでコーナーポストに打ち付けられたり、アナウンステーブルに顔面を強打させられるなど、ヒヤリする場面が相次いだ。

 身長、体重とも明らかに階級違いの両者だが、長年ライバル関係でしのぎを削ってきた。この日のラケルは“ジャッジメント・デイ”のリヴ・モーガン、ロクサーヌ・ペレスを帯同せず真っ向勝負の構えを見せ、トーナメントへの強い意気込みが感じられる。

 序盤はイヨが奇襲、ハイキック、エルボー連打、逆水平で先手を取る。だが183センチのラケルが低空クロスボディで吸収。そのまま場外へ運び、バリケードに顔面から叩きつけると「パワーが違うわ」と誇示。大ブーイングが起きた。

 ラケルのパワーは規格外だ。近年柔術のスキルも取り込んでいるイヨのフロントチョーク締め上げもスープレックスで一蹴するとABEMAの実況・清野は「このパワーです、これ女子でできる人は余りいないでしょう」と舌を巻く。さらに直後に放ったイヨのスーサイドダイブを受け止めるとキャリーで担ぎ上げて猛スピードでコーナーポストへ直行。イヨをまるで除夜の鐘のように打ち付けると「ゴン!」と物騒な音が響き渡り、イヨは背後から転倒。あまりにも圧倒的な”力の暴力”にファンからも「いってえ」「いい音」「除夜の鐘スタイル」とどよめきが起きた。

 一方でこのクリティカルな場面、イヨは背中から大股開きで硬いフロアに着地。「イヨの受け身w」「ご開帳」「大開脚」とその大胆な受け身のスタイルにファンからツッコミが入るも完璧にダメージを背中で吸収する”受け身の技術”を体現。このしなやかな所作ととっさの判断力が、怪我人続出のWWE女子ディヴィジョンの中心メンバーで“唯一怪我をしないスーパースター”といわれる所以だ。

 その後の場外戦でも、テーブル上で顔面強打とハードヒット続出の戦い。コーナーポストでの攻防でイヨが相手の力を利用し自爆を誘うと、約80キロの巨体をなんとか持ち上げ強引にサンセット・ボム→オーバー・ザ・ムーンサルトでピンフォール。この勝利でサウジアラビアでの決勝へコマを進めた。

 過去にも危険なワザへの対応や受け身の技術が話題となったイヨだが、この日のラケル戦はパワーで上回る難敵相手に、機動力と高い受けの技術で対抗する、まさに真骨頂といえる試合内容だった。(ABEMA/WWE『RAW』)

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