エースの獅子奮迅の活躍により、劇的なフルセットを制した北関東。自らも盤面に向かい、激戦を見守った羽生監督は「最初からずっと厳しい戦いが続いていて本当にピンチの連続という感じだったんですけども、最後の最後に藤井さんが地力を発揮していただいて、なんとか前に進めたという印象です」と胸をなでおろした。
一方、あと一歩のところで大魚を逃した神戸。序中盤で素晴らしい将棋を見せたものの、最後は王者の厚い壁に阻まれる結果となった。神戸監督の谷川浩司十七世名人(64)は「最終局までもつれて、藤井竜王・名人の対局が数多く見られたということで、ファンの皆様方には満足していただけたのではないかなと思います」と激闘を総括。さらに「個人的には、羽生九段と久しぶりに対局をして、少しリードしていた局面もあったと思うんですけれども、最後ぽっきり折れてしまったのは残念かなと思います」と自身の対局を振り返りつつ、次なる敗者復活戦での雪辱を誓っていた。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


