『時をかける少女』や『サマーウォーズ』などを代表作に持つアニメーション映画監督・細田守氏。東映動画(現・東映アニメーション)時代には『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』など、当時の子どもたちやアニメファンの記憶に残る傑作を手がけてきた。
2006年公開の細田守監督版『時をかける少女』公開から20年を記念して、「細田守の原点/展」がCREATIVE MUSEUM TOKYOにて開催中。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』といった作品の制作資料の展示や、細田監督の学生時代の作品も公開されている。
本記事では、会期前日に行われたプレス内覧会で撮影した写真を中心に、展示の見どころを紹介する。
細田監督が手がけた『時をかける少女』は、公開当初は小規模だったものの国内外で高い評価を受けてスマッシュヒットを記録。「細田守の原点/展」では、そんな『時をかける少女』の制作資料が制作工程とともに展示されていた。絵コンテや原画、作監修正などから、当時の制作現場の生のやり取りも窺うことができる。
2009年に公開された『サマーウォーズ』の展示では、作中に登場するインターネット上の仮想世界「OZ」を体感できるビジュアル型展示が楽しめる。制作資料に加えて「KING KAZMA」と「LOVE MACHINE」の等身大フィギュアや、名場面の多言語展開、公開当時はまだフィーチャーフォン主体のプロモーション施策が行われていたことなど、さまざまな角度から作品を深堀りできた。
『時をかける少女』で印象的なセリフとともにタイムリープの趣向の通路を経て、展示は細田監督のさらなるルーツに迫っていく。富山県生まれの細田監督は、中学生時代に『少年ケニヤ』のアニメーター公募に応募するべく、1分間のペーパーアニメ『one sided war』を自主制作。結果的に起用こそされなかったものの、作品はプロデューサーに高い評価を受けていた。
そんな『one sided war』が、細田監督中学3年生の文化祭の上映会以来、44年ぶりの公開となり、「細田守の原点/展」にてその全貌を確かめることができる。戦闘機と竜によるアクション作画が縦横に展開する内容で、アニメーターとしてキャリアをスタートした細田監督の片鱗を感じられるだろう。
細田監督の油絵なども









