続けて、金沢美術工芸大学に進学した大学生時代の実写映像作品、油絵作品なども多数展示。一時期は現代美術の作家を志していたという細田監督の足取りを辿っていくと、東映アニメーション時代に手がけた作品群の絵コンテも展示されており、古くからのファンは必見だ。
2012年公開の『おおかみこどもの雨と雪』の展示では、日本アニメ界を代表するアニメーター・井上俊之氏が手がけた雨と雪が雪原を駆けるシーンの原画も見ることができた。アニメーションがどのように生まれて実際の映像作品となっていくのか、その息吹を感じられるだろう。
展示のラストには、『時をかける少女』の間宮千昭の名セリフとシーンが再現されたモニュメントも展示されていた。
本展示会限定のオリジナルグッズも多数販売されているほか、会場に併設されているテーマカフェ「OZ cafe」では、『サマーウォーズ』を中心に作品をモチーフにしたオリジナルメニューを楽しめる。
歴代の細田守作品を振り返りつつ、そのルーツやつながりに面白さを見出してみてはいかがだろうか。
『時をかける少女』20周年記念 細田守の原点/展
会場:CREATIVE MUSEUM TOKYO(東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 6F)
会期:2026年6月20日(土)~8月31日(月)
取材・撮影・テキスト/kato
(C)「時をかける少女」製作委員会2006
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会





