「5分前ですよ。邪魔しないでくださいよ」と抗議
後藤議員はさらにサナエトークンに関する質問を続け、同トークンが2月25日に公開され誰でも買えるようになったと言及。「Japan is backプロジェクト」という形でサナエトークンを広げている「NoBorder」という組織について触れ、NoBorderのXの2月25日のポストが記載されたパネルを示しようとしたが、自民党が理事会で“ハネた”と説明した。この資料は金融庁から直接入手したものだとした上で「サナエトークンが本日発行されました…」と読み上げようとしたところで、坂本委員長が「申し合わせの時間が迫っております」と告げた。後藤議員はタイムスケジュールなどが記されていると思われるメモ用紙を掲げながら「5分前ですよ。邪魔しないでくださいよ」と抗議した。
坂本委員長が「まとめながら質問をしてください」と促すと、後藤議員は質問を続行。公認後援会「チームサナエ」のXアカウントが依頼に応じて「『SANAE TOKEN』という新たなインセンティブ設計も注目されています」と引用リポストしていた事実を指摘し、「加担させられたと言わざるを得ない」と追及した。さらに、秘書が「暗号資産のアイデア説明があった」と回答している一方で、高市総理の公式Xでは「トークンがどのようなものなのかについて知らされておりません」と投稿している矛盾点を突き、答弁を求めた。
これに対し高市総理は、サナエトークンについて3月2日まで言葉も聞いたことがなく、発行や取引を承認したこともないと改めて否定。秘書の認識について、アプリ内でのインセンティブとしてポイントがつくという話を聞いたことはあるが、暗号資産が取引・発行されるなどということは聞いたことも承認したこともないと答弁した。
さらに後藤議員が金融庁への質問に移ろうとした際、坂本委員長が質問時間の超過を理由に打ち切りを求めたが、後藤議員は相談窓口への被害相談件数などを質問。坂本委員長から簡潔な回答を求められた金融庁の堀本善雄総合政策局長は、同庁の利用者相談室にサナエトークンの購入等に関し自らの損失に言及のあった相談が6月18日までに3件寄せられていると明かし、必要に応じて捜査当局に情報を提供するなど適切に連携していると答えた。
後藤議員がさらに発言を続けようとすると、坂本委員長は再び時間の超過を指摘。後藤議員は「(先ほどのチームサナエの投稿は)85万人が目にしてるんですよ。それでさっきのやつで誤認した人もいると思うんですよ」と訴え、ヤジが飛び交う中、「総理、被害も出てるんですから、謝罪すべきじゃないですか」と迫った。坂本委員長がみたび制止する中、後藤議員は「ということを申し上げて終わります」と述べて質疑を終えた。
(ABEMA NEWS)

