■「円安=株高」は昔の話?私たちの生活への影響は
一方で、株価は高値水準が続いている。株を持たない人たちから見て、この株高と円相場の状況はどのような影響があるのか。
「今、いろいろな過渡期が来ている。昔は『円安=株高』という動きがあり、円安だと大手の自動車株が買われて日経平均が上がるものだった。しかし、今は円安が進んでもすぐに株が上がるというより、AI関連など一部の株が上がるだけで、今まで円安で買われていた自動車関連などは、むしろ資源価格の上昇で業績が悪くなるかもしれないという懸念から売りになっている」
かつてのように「円安で輸出企業が潤う」といった単純な構図ではなくなってきていると多くの投資家がみているという。
「私たちの生活にどう影響するかというと、円安でも必ずしも皆さんが持っている株が上がるとは限らなくなってきている。むしろ、旅行にしても食料品にしても、どんどんお金を出さないと買えなくなってきている。『円安だと日本経済ハッピー』と言われていた時代から、『生活が苦しくなることに影響してくるのではないか』というフェーズになってきている」
止まらない物価高はどうなる?「3年後も物価高が続く可能性が」
