ロンドンのO2アリーナでの一戦は、イングランド出身のレスリング一家に育ったペイジにとって凱旋試合の意味合いもある。しかしこの日はタッグ王座奪取に並々ならぬ気持ちで挑んだライラが王者チームに立ちはだかった。
試合開始直後からライラがペイジにドロップキックを連発して攻勢をかける。さらにベイリーがコーナーからのエルボーやスモールパッケージでニアフォールを奪うなど上々の立ち上がり。エプロンを挟んでの攻防では、動きを察知したベイリーのヒザが飛びペイジを排除。リング内ではベイリーがブリーに「ベイリー・トゥ・ベリー」。しかしペイジがタッグパートナーをリング下に無理やり降ろしフォールを免れる。
タッグチーム戦ならではの頭脳介入と見ごたえある攻防のなか、場外でヒヤリとする"危険な一撃"が炸裂する。ペイジの背後からライラが突撃し"フライング・エルボー"からネックブリーカーぎみに奇襲すると、完全無防備だったため、受け身を取り損ね"グシャッ"と物騒な音とともに硬いフロアに頭から激突。その場で頭を抱える姿からペイジはフレームアウト…しばし画面から消えると「背筋が凍った」「頭打ったんか」「今の怖っ」と心配する声が相次いだ。
しかしその後、しばらくしてペイジの姿がエプロンサイドに。無事回復してタッチを求めると、スープレックス連発やスーパーキックで挑戦者2人を圧倒し「ここが私のホームよ!」と吠えて気合を見せた。
終盤は激しい乱戦となり、ライラがフィニッシャー"ナイトウィング"を決めるもカウントは取れず、最後はペイジが鮮やかなカウンターから"ランペイジ"を炸裂させ、3カウントを奪い勝利。
ペイジは今年4月の「レッスルマニア」で負傷欠場のニッキー・ベラの代役として8年ぶりにリングに電撃復帰。首の重症からの引退だったため、場外での後頭部強打のシーンに「背筋が凍った」と語るファンも少なくなかったが、この日は復帰後ベストの無双ぶりを展開。16人のファミリー応援団の期待を背に感動的な地元での復帰戦を飾った。(ABEMA/WWE『RAW』)
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