毎年夏に行われている「俳句甲子園」。団体戦では学校ごとに5人1組のチームを組み、事前に与えられたお題をもとに俳句を創作する。
昨年夏の決勝では神奈川の県立横浜翠嵐(すいらん)高校と京都の洛南(らくなん)高校が激突。お題は「百」。
「百年の居留守を覆ふ葎かな」(横浜翠嵐高校)──。これに京都洛南高校は「居留守を“語る”葎かなとかだったら…。居留守を覆うとまで言って、どういうことを言いたいのか。やっぱりここまで来ても分かりませんでした、教えてください」、横浜翠嵐高校は「百年の居留守が何か具体的に説明してしまうと何で分かってしまうの?となります。居留守なので。そこの主体の感覚の面白さを感じてほしい」とそれぞれ述べた。
作品の出来栄えだけでなく、質疑応答でのディベート力も競う。まさに「言葉の格闘技」だ。審査員は、13人の俳句のプロたち。そして、横浜翠嵐高校が初優勝を果たした。
横浜翠嵐高校は「うまく言葉が出ないんですけれどもこの3日間本当に楽しかったです。まずは皆さんありがとうございました」と語り、京都洛南高校は「めちゃくちゃ悔しいです!」と悔しさをにじませた。
俳人が語る「俳句の魅力」
