お金を稼ぐのは「スキルではなくセンス」? 森永康平氏が「美人投票の理論」を解説

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【映像】「美人投票の理論」とは?

 実績のある経営者が日本の課題に挑む提言トーク番組、ABEMAFor JAPAN シーズン4 #12』が6月26日に配信され、「お金の稼ぎ方」についての議論が行われた。番組内では、ビジネスや投資における「センス」の重要性について、経営者や専門家がそれぞれの持論を展開した。

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 株式会社クーデター代表取締役の片山峰氏は、これからの時代を生き抜くポイントとして「スキルではなくセンス」が必要であると主張した。片山氏はセンスの本質について、サービス業を例に挙げ「この間来たお客様がまた来られた、そのお客様の顔が1ミリ曇っている。この1ミリの曇りをキャッチできる直感力」や、局面における優先順位の決定能力であると言及。これらはAIに代替できない能力であり、公平に見る人間力や包容力を含んだものであるとした。さらに、センスは後天的に磨くことができると言い、美術館で美しいものを見てオーラを感じることや、フェラーリのショールームで実物を見て感じることがセンスを磨くことに繋がると説明した。

 この意見に対し、株式会社オーシャンネットワーク代表取締役の大石洋平氏も同意し、いいものを多く見て触れることで目が肥えると指摘。自身も人間国宝が手がけた5万円の漆器を購入し、日常的に使用することで本当の良さを実感していると語った。 

 これらの経営者の意見に強く共鳴したのが、経済アナリストの森永康平氏だ。森永氏は「お金の流れを読むセンスが大事」とした上で、自身を大谷翔平選手や井上尚弥選手のような一流のトッププレイヤーではないと自覚していると告白。そのため、自身のアイデアでトレンドを作るのではなく、大きなお金が流れている世の中の動きを見定め、その流れに乗せてもらうことでリスクを抑えて稼ぐことを心がけていると明かした。 

 番組MCの古舘伊知郎氏から「具体的にどこでどう風を読むのか?」と問われた森永氏は、株式投資の世界で用いられる「美人投票」という概念を引き合いに出して解説を展開した。森永氏によると、多くの女性の中から自分の好みのタイプを選ぶのではなく、「一番票を集めるのは誰か」を予想して投票しなければ勝てないのが株式の世界のルールであるという。これと同様に、自身の好みやこだわりを一旦脇に置き、多くの人が流れを作る分野を見極めてそこに乗ることが、最もリスクを抑えて勝てる要諦であると説明した。

 森永氏はさらに、この理論をミュージシャンやアーティストの葛藤に例えて補足した。自分がやりたいマニアックなジャンルを貫く場合、生前に評価されず死後に時代が追いつくリスクがある一方、時代に合わせた売れ線のポップミュージックを選択すれば、生きている間にリスクを抑えて売ることができると指摘。自身に子どもがいるという背景から、現実的にリスクを抑えて稼ぐ方法を選択する考えに至っていると言及し、お金を稼ぐ上での客観的な視点の重要性を説いた。

For JAPAN - シーズン3
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