将棋日本シリーズJTプロ公式戦の開幕戦・1回戦第1局が6月27日、仙台市の「夢メッセみやぎ」で行われ、斎藤慎太郎八段(33)が豊島将之九段(36)に100手で勝利した。2回戦進出を決めた斎藤八段は、8月8日に行われる2回戦北海道大会で伊藤匠二冠(叡王、王座、23)と対戦する。
関西のトップ棋士が激突した注目の一戦は、振り駒で豊島九段の先手番に決定。雁木の出だしから、早々に激戦へと発展した。互いに鋭い攻めが持ち味だが、豊島九段は飛車先に力強く先手玉に合わせて後手の攻めをブロック。斎藤八段はプレッシャーをかけ続けたが、豊島九段も的確な攻めの手を重ねて主導権を握った。
豊島九段が快調に攻め続けてリードを広げていると思われたが、斎藤八段が一瞬の隙に手番を奪い攻守逆転。斎藤八段が流れを引き戻すと、丁寧にポイントを積み重ねて優勢を築いていった。最後は強く踏み込んだ斎藤八段が押し切って勝利。関西対決となった本局で優勝3回の豊島九段を下し、斎藤八段が2回戦進出を決めた。
斎藤八段、豊島九段の終局後コメント




