■「次は生物学兵器」連鎖するリスク
今井氏によれば、リスクはサイバーセキュリティにとどまらない。「フェーブルが公開された時の技術報告には、サイバーセキュリティに加えて次は生物学兵器のセキュリティだと、ウイルスを作ってばらまくような話ができるかもしれないとある」。
さらに、普段は競争しているはずのGoogle、OpenAI、アンソロピック、Metaといったビッグテックのトップの署名が入った書簡が出たことにも言及する。「今後のAIはまずい生物学兵器の作り方を出力するかもしれない。これから世界中の人が人工知能を使ってそういうまずいものを吐き出すかもしれないので、依頼が来たら気をつけた方がいいよというお触れが出た」。
中国がこうした能力を持つAIを開発するまでの時間については、「アンソロピックのトップは6か月から1年、中国のDeepSeekの最新論文を見ると3か月から半年遅れだろうということで、間を取ると半年ぐらいで中国も作れるのではないか」と推測する。
■「日本が欠けると世界が困る」日本の強みと取るべき戦略
