【WRC 世界ラリー選手権】第8戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ(デイ3/6月27日)
28日に最終日を迎えているアクロポリス・ラリー・ギリシャ。前戦のラリージャパン後初の大会は、シーズン屈指のタフなグラベル(悪路)としても知られる。そんな過酷なラリーで、トヨタの勝田貴元が豪快にマシンをスライドさせながら猛プッシュ。ライバルを上回る圧巻のドライビングを見せて総合3位へ浮上し、4戦ぶりとなる表彰台獲得へ向けて大きく前進した。
ラリージャパンを終えて迎えたギリシャの地。岩石が転がり酷暑に見舞われる過酷なステージで、勝田貴元(トヨタ)はデイ1、デイ2と粘り強い走りを続け、上位争いに踏みとどまった。そしてデイ3のSS10「メナロ・マウンテン」。勝田はスタート直後から驚異的なスピードを見せる。最後の区間タイムで、チームメイトであるエルフィン・エバンス(トヨタ)のトップタイムを1.2秒も上回ると直後の左コーナーでは車体を豪快に横滑りさせながら怯むことなくアクセルを踏み続けた。
解説のピエール北川氏も「踏んでる踏んでる」「絶対エバンスが来るって分かってるから。負けらんないところ」と称賛した。勝田は最終的にエバンスのタイムを0.7秒削る9分59秒2を叩き出し、最終的にステージ4位でフィニッシュ。
トヨタが7戦中6勝の勢力図にも変化の兆し
