【日本代表|W杯ブラジル戦の予想スタメン】冨安&佐野で「ヴィニシウス対策」か?久保欠場でシャドーとボランチには複数パターン

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難しいのがボランチ、右WB、両シャドー

前日会見に臨んだ森保監督。(C)Getty Images
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 ダブルボランチの一角は、スウェーデン戦で休ませた佐野海舟マインツ)が間違いなく復帰するはず。左WBはOpta選出のグループステージ・ベスト11に選出された中村敬斗(スタッド・ランス)、CFはエースの上田綺世(フェイエノールト)から変える必然性がまったくない。

 難しいのが、ボランチの相棒、右WB、両シャドーだ。オランダ戦で左膝を痛めた久保建英(レアル・ソシエダ)はまだ全体練習に戻っておらず、森保監督がブラジル戦の欠場を明言。とりわけシャドーの人選が不透明となっている。

 ここまでの起用法を見る限り、鎌田大地クリスタル・パレス)、堂安律フランクフルト)、伊東純也(ゲンク)、田中碧(リーズ)、菅原由勢(ブレーメン)、前田大然セルティック)などが絡んだ配置の可能性は、以下のように複数ある。

パターン1)左ボランチ:鎌田、右WB:堂安、右シャドー:伊東、左シャドー:前田

パターン2)左ボランチ:鎌田、右WB:菅原、右シャドー:堂安、左シャドー:前田

パターン3)左ボランチ:田中、右WB:菅原、右シャドー:堂安、左シャドー:鎌田

パターン4)左ボランチ:田中、右WB:堂安、右シャドー:鎌田、左シャドー:前田

 まず鎌田がボランチなのかシャドーなのか、過去2試合において攻守に躍動した田中をどう使うか、そして伊東はスタメンかゲームチェンジャーにするのか。そのあたりが大きな鍵になりそうだ。

 ここまで4ゴール・1アシストを記録するなど最も警戒すべきヴィニシウスの対策については、まず対面機会が多くなる右CBの冨安がやはり鍵。ただ、ブラジルのエースは左サイドレーンを起点に左インサイドレーンや中央レーンも自由に動く事実上のフリーマンであり、右ボランチ(佐野)と右WB(堂安)はもちろん中央CB(谷口)が守るエリアにも入ってくる。従来のマンツーマン守備では捕まえにくい動きだけに、ゾーンでいかに守るかも肝要だ。

 また、このブラジル戦は追いかける展開になる可能性も十分。3-1-4-2というオプションの超攻撃的システムでゴールを奪いにいく状況になれば、オランダ戦で切り札になった小川航基(NECナイメヘン)はもちろん、ここまで出番が少ない鈴木唯人(フライブルク)、塩貝健人(ヴォルフスブルク)、後藤啓介(シント=トロイデン)、町野修斗(ボルシアMG)らの投入もありえる。ここまでフィールドプレーヤー23人のうち町野を除く22人を起用してきたが、スタメン・途中出場にかかわらず指揮官がかねてから掲げる「誰が出ても機能する、誰が出ても勝つ」を改めて証明する機会だ。

 なお、日本がグループステージを突破するのは2002年、2010年、2018年、2022年に続いて5回目だが、決勝トーナメント1回戦は過去に一度も勝利できていない(前回大会まではラウンド16、今回はラウンド32)。王国ブラジルを破り、“鬼門の4試合目”を初めて突破できるか。注目の日本vsブラジル戦は、日本時間で6月30日深夜2時のキックオフ予定だ。

取材:北健一郎
文・構成:ABEMA TIMES編集部

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