八田與一容疑者(29)「もう死んどるわ」市民や祖父が語る生存への懐疑と元刑事の「水死体はない」という断言 西成・歌舞伎町・離島への追跡…独自取材の記録 別府ひき逃げ殺人事件

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 2023年4月、事件に遭遇しけがをした、当時大学生だった男性にもいち早く独自取材し、事件の詳細を聞いた。「ブーンってなった瞬間にミラー見たらヘッドライトがすぐ近くまで来て」「明らかにアクセルベタ踏み。レッドゾーン入るんじゃないかくらいの」(亡くなった大学生の同級生)

 潜伏の可能性のある場所で聞き込み取材も行った。大阪の不動産管理会社社長は西成地区について「身分証なしで入れるような物件は全国で一番多いと思う」と説明。東京・新宿区でキャッチをしていた男性は「キャッチとかくらいじゃないですか?身分証がいらないので」と指摘した。

 英会話講師殺害事件の市橋達也受刑者が潜伏していた沖縄・オーハ島も尋ね、痕跡を追った。また「八田容疑者に似ている人がいる」という番組への情報提供者は「口座がないとか、ちょっと特殊な人たちの派遣らしい。本名なのかすら危うい」と証言。当人を秋山氏が現地で直接確認したが別人だった。

 八田容疑者と過去に接触歴のある人物たちからも話を聞いている。八田容疑者の同級生は「ちょっと怒った時、少し口調が荒くなる」、八田容疑者と合コンで知り合った女性は「自分の話を一生懸命話している」、八田容疑者と交際していた女性は「キスされたかもしれない」と人物像について語っていた。栃木・鬼怒川では、別会社で働いていた八田容疑者を知る人物が「1年は絶対にいた。冬はスキー場に行っていた」とも語った。

 各地でビラも配った。似た人物を見たという情報があれば、本人に会いに行った。情報提供者は「『おい八田!』って、届くか届かないかくらいで言ってみた」と明かす。その人物は慌てて自転車に乗って逃げ去って行ったという。

八田容疑者の親族にも取材を実施
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