う大は爬虫類が好きで、蛇や亀など合わせて15匹くらい飼育していることから、日頃からXなどで爬虫類、飼育してる人のアカウントをウオッチしているという。その中に「ワニガメ生態研究所」というアカウントを発見したう大。
ワニガメは1980〜90年代に日本へ大量に輸入されたが、大きく成長しすぎて飼いきれなくなり、川へ捨てる人が続出。これが大きな社会問題となった。現在では法規制が進み、一般人がペットとして新しく飼うことは禁止されており、飼育には特別な許可が必要となっている。
その岡山にある「ワニガメ生態研究所」はみんなが手に持て余した生き物を一手に引き受けて保護している施設で、現在は荻野さんという1人の男性により運営されている。
荻野さんは元々熱狂的な爬虫類マニアで、地元・岡山に届くワニガメをすべて買い占めるほど惚れ込んでいたという。最初は手のひらサイズだったものの、一気に40センチほどにまで急成長。そんな折、ドキュメンタリー番組でアメリカの原野を生きる野生のワニガメの姿を目にし、その圧倒的な迫力に「こんな生き物を人間が水槽で飼っちゃダメだ」と猛省した。
すぐに「アメリカの自然へ帰すべきだ」と考えたが、病原菌などのリスクから一度海を渡った個体をアメリカ側は決して受け入れないという現実を知る。一方で、日本国内では巨大化したワニガメを持て余し、川へ不法遺棄する人が後を絶たない状況を鑑み、殺処分を危惧した荻野さんは、全国の行き場を失ったワニガメを受け入れる決意を固め、1996年にこの研究所を立ち上げたという。
さらに、う大の滞在中に新しく保護された巨大なカミツキガメが運び込まれると、そのカメが非常に大人しいことから「確実にペットとして飼われていたものが逃げたか、遺棄されたもの」と判断した荻野さん。本来、管理用に埋め込まれているはずのマイクロチップの有無を確かめるため金属探知機をかざしたが、なぜか機械は反応しなかった。
すると荻野さんは「本物が入っていたらこういう音がする」と言い、おむろに自分の左腕に探知機を当てた。すると、機械が「ピピピピピ!」と激しく鳴り響いたという。驚いたう大が理由を尋ねると、国からチップの義務化を提示された際、安全性を疑った荻野さんが「安全かどうか分かるのか。まずは俺に打て」と、自らの体にチップを埋め込んで証明したという衝撃の事実が判明。その破天荒すぎる男気の逸話に、スタジオは爆笑と拍手に包まれた。
現在、施設にはワニガメだけでなく犬なども含めて1000匹以上の生き物がいるが、荻野さんはその「全部に名前をつけている」という。そんな愛情深い荻野さんは、その日保護されたカミツキガメに、なんと「う大」と名付けたことを明かし、スタジオを大いに沸かせていた。
