20歳で人生折り返し?なぜ大人になると1年が早く感じるのか…物理学者が語る「思考密度」

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■時間の長さを変える「思考密度」

子ども時代は時間がゆっくり
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 物理学者の山崎詩郎氏は、精神的に感じる時間について「思考密度」という概念で説明する。「1秒間にどれくらい何かを意識するかという思考の密度で、時間の密度が決まると思う」と語る。

 例えば、1秒に1回ほど何かを考えられるのが「標準的な時間の流れ」だとする。しかし、転びそうになった瞬間のように、1秒間に脳が10個も20個も指令を出す状態では、その時間は凝縮されて長く感じられるという。逆に何も考えることがなければ、時間はぼんやりと長く感じる。

 「やけどした瞬間のように、熱いという感覚から指を離さなければという指令まで、次々と脳から命令が来る。1秒なのに10秒にも感じる。これはアインシュタインが時間の伸び縮みを説明する際に使った例え話でもある」と山崎氏は述べる。

 この説明を聞いたTikTokerのYunaが「難しい話がわからないから頭が痛くなっていた時間は、遅く感じていたのか早く感じていたのか」と尋ねると、山崎氏は「苦しい時は早く終わってほしいと時間を意識するため、時間が長く感じる。少し楽になれば、時間の意識が薄れて短く感じる」と答えた。

■子どもの1年が長く感じる理由、大人の1年が早い理由
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