20歳で人生折り返し?なぜ大人になると1年が早く感じるのか…物理学者が語る「思考密度」

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■子どもの1年が長く感じる理由、大人の1年が早い理由

危険な時は時間がスローに
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 物理学者の野村泰紀氏は、山崎氏の説明を受けてもう一つのメカニズムを補足する。「一方、1秒に1回しかものを考えられない人と1秒に10回考えられる人では、同じ10秒でも経験できる思考の量が違うため、感じる長さも変わる」と説明する。

 山崎氏はこの2つのメカニズムについて、「同一人物の中では、思考の密度の高い状態の方が時間を長く感じるというのは成り立つ。ただ頭のいい人がそもそも1秒間に多くのことを考えられるということは、それとは別の話だと思う」と整理する。

 2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏は「やりたくないことを強制されると、人は時間を長く感じる。大人は仕事を選べるし、強制度合いも学校ほどではないから楽で、1年があっという間に進む。子どもの方が束縛が多いから長く感じるのでは」と述べた。これに山崎氏は「一面として正しいが、子どもは全ての出来事が初めてで強い刺激になるという側面もある。赤ちゃんが初めて立つだけでものすごい刺激になる。大人はすでに日常生活は経験済みで、他愛もないものになるため時間が短く感じる。体感時間的には20歳ほどで一生の折り返しと言われることもある」と補足した。

■「短期タイパより長期タイパを」専門家たちが語る時間との向き合い方
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