
7日、NATO首脳会議が始まりました。アメリカのトランプ大統領は早くも「ヨーロッパに駐留するアメリカ軍を撤退させる」とヨーロッパ諸国を牽制(けんせい)しました。
「NATOに失望している」
7日、NATO首脳会議に出席するため、開催国のトルコに到着したトランプ大統領。
エルドアン大統領との首脳会談では、記者団に対し「NATOに失望している」と発言したうえで、イラン情勢を巡るヨーロッパ各国の対応に不満を述べました。
「アメリカは支援しているのに、ヨーロッパが我々のために、駆け付けてくれるかは分かりません。イタリアもドイツもフランスも我々の要請を断りました。それは構いませんが、なぜ我々は数千億ドルも費やしているのに、彼らが我々を助けてくれないのでしょうか」
「欧州から米軍撤退も」
また、デンマーク領のグリーンランドについては、アメリカが統治すべきだと改めて主張しました。
「そこ(グリーンランド)はアメリカにとって重要な地域であり、中国の艦船やロシアの艦船に囲まれています。そんな事態は許されません」
EU諸国が反対した場合、ヨーロッパに駐留するすべてのアメリカ軍部隊を撤収させることもできると牽制しました。
NATO首脳会議でアメリカ側は加盟国に対し、防衛費の達成度を示す「成績表」を配る方針だということです。背景には、加盟国の軍事協力への不満があるとみられます。
(2026年7月8日放送分より)
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