「16歳少女の前途ある人生を奪ったんですよ」
これに対し、平口法務大臣は「お尋ねは個別事件における捜査の具体的内容に関わる事柄であることから、法務大臣としての所感を述べることは差し控えたいと思います」と答弁し、具体的な言及を避けた。
平口法相の答弁を受けて森議員は、「16歳少女の前途ある人生を奪ったんですよ。捜査のあり方、これは決して個別事件だけの問題ではありません。検察全体の問題です」と反発。録音や録画をしていても違法な取り調べは起きるとして「大川原化工機事件」「袴田事件」「福井事件」などを挙げ、検察が本来の機能を果たしていれば事件を防ぐことができたはずだと指摘した。その上で、違法な取り調べをなくすために自身がこれまでも主張してきた「取り調べの弁護人立ち会い制の導入」が必要であると訴えた。
さらに森議員は、自身が法務大臣在任中に立ち上げた「法務・検察行政刷新会議」の報告書を提示。被疑者取り調べへの弁護人の立ち会いについて、専門家以外の多様な視点を含めた検討をすることが明記されていると説明した。しかし、法務省が取り組んでいる様子がさっぱりなく、その結果として今回の事件が起きてしまったとし、個別の事件ではなく組織としての反省のなさや制度自体の欠陥があると非難した。
最後に森議員は、刑事訴訟法改正に伴う3年後の見直しにおいて、録音・録画の検証が参議院の附帯決議に記されていることに触れた。その上で、委員会において個別事件と切り離した国政調査権を行使し、違法な取り調べをなくす取り組みとして弁護人立ち会い制の制度化が必要かどうかを検証する観点から、少女の取り調べの録音・録画テープを理事会で視聴することを委員長に求めた。
これに対し、委員長は「ただいまの件につきましては、後刻理事会において協議をいたします」と述べた。
(ABEMA NEWS)
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