「これほどの情熱、表現力、身振りを伴うものは滅多にない」
このエモーショナルな一部始終に、母国アルゼンチンのスポーツ紙『Ole』も大々的に反応。「彼は感情のあまり膝から崩れ落ちた。リオネル・メッシは、86年のアステカでディエゴ・アルマンド・マラドーナが経験したのと同じことを生きたのだ。忘れられない、永遠のイングランド戦での2-1。世代を超えて記憶されるだろう」と、母国の英雄マラドーナと重ね合わせて絶賛した。
さらに、同紙は「メッシが泣く姿はこれまで何度も見られてきたが、これほどの情熱、表現力、身振りを伴うものは滅多にない。試合が終わるとすぐに芝生の上にひざまずき、拳を握り締め、頭を下げて、ドラマチックな準決勝で抑え込んでいた感情をすべて吐き出した。そして顔を上げ、空を見上げて微笑んだ」と、劇的な勝利の重みとプレッシャーからの解放を描写した。
記事の最後には、涙を流すリオネル・スカローニ監督の様子にも触れつつ、「もし泣きたいなら泣け、リオネル……。40歳を目前にして、彼に残されていた数少ない未練の一つを晴らしたのだ。それは、ワールドカップでイングランドを倒すことだ」と、歴史的な因縁を払拭したエースへ最大級の賛辞と労いの言葉を送った。
重圧を跳ね除け、イングランド代表を劇的な展開で下したアルゼンチン代表。連覇を懸けて臨む日本時間7月20日の決勝戦では、もうひとつの準決勝でフランス代表を撃破した無敵艦隊スペイン代表と激突する。
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