釜代表自身も、横浜で10年勤務していた元救急救命士。現役時代にはトラブルを経験したという。
「搬送しようとしたら『税金泥棒、搬送しろよ』と。その患者になぜ救急車を呼んだのか聞くと、『タクシーが捕まらないから呼んだ』と。現場の救急をやっている時は時間が限られて、伝えることも端的に伝えなきゃいけない。そういう意味ではトラブルが起きやすい環境」
民間救急ビジネスを立ち上げてみると、患者の容体も安定しているためトラブルはほぼゼロ。さらに救命士時代には体験できなかったこともあった。
「印象的だったのは人生最期の旅行をしたいという方、余命宣告も受けていて、その方が思い出の地を巡る時に、『何があるか分からない。最期の思い出を作るのを手伝ってくれないか』と。これは救急車とは全然違う。すごくやりがいがあるなと」
「心肺停止した方は1分遅れると10%くらい救命率が下がる」
