案内された部屋のドアには結束バンドが巻かれており、受付で渡されたハサミを使って自分で切って入るスタイル。「ボロボロやん」と恐怖しながら部屋に入ると、そこに広がっていたのは古びた万年床の布団であり、その布団と部屋のサイズがぴったりと一致した極小スペースだった。
調査中に聞こえた声で精神的に追い詰められた松村は一度ホテルの外へと離れ、どのような人がいるのかホテルの全容を解明するため、約5時間にも及ぶ張り込み調査を行うことに。
すると銭湯帰りなのか風呂桶を小脇に抱えてホテルの中へ入ろうとする1人の高齢男性を発見した。松村がすかさず「ここの住人の方ですよね、ちょっと喋らせてください」と声をかけると、その男性は78歳で、1階にある1泊1550円の部屋の住人であることが分かった。
部屋を見せてもらうと、松村が泊まる1100円の部屋の倍近くの広さがあり、しっかりとしたベッドマットやテレビも完備されており、松村は「スイートルームやん」とその差に衝撃。しかしその78歳の男性と深く話し込んでいくうちに、彼の口からとんでもない過去が明かされた。
なんとその男性は、「前科10犯あった」という過去の持ち主。前科の理由はすべて「窃盗・窃盗・窃盗」と泥棒の常習犯であり、70歳くらいの頃、大阪で窃盗し警察から指名手配された際、「東京までママチャリで逃げたことある」というエピソードを告白した。その男性は「箱根越えるの大変やった」と当時の逃亡劇を明かしていたという。
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