「山下劇場」ここにあり!超新星・山下数毅四段が魅せた“竜王・名人”撃破の衝撃に「ヒーロー爆誕」「聡太二世か」の声続々/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

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 対局は豊島九段の先手で、角換わり相早繰り銀の出だしとなった。豊島九段が深い研究を披露して先攻し、見事に技が決まったかに見えた中盤戦。しかし、多少苦しい局面に立たされた山下四段が、ここから鮮烈な△2七桂を放ち猛反撃に出る。解説の高橋佑二郎四段(27)が「本来はあまり筋の良い手ではない」としつつも「山下四段の力を示した一手」「結果的に好手だった」と唸ったこの一着をきっかけに、飛車を奪取することにも成功。勝負を巧みに引き寄せ、最後は絶対王者の包囲網を抜け出して大きな白星を手にした。

 フルセットの死闘に終止符を打った大逆転劇に、高橋四段は「ただ山下四段がお見事、というしかない」と手放しで称賛。フィッシャールールの地域トーナメント初参戦となった山下四段は、本試合では第1局で同門の兄弟子である山崎隆之九段(45)を撃破しており、結果的に山崎九段、稲葉八段、豊島九段というタイトル戦の大舞台を経験している関西の超強豪3人をなぎ倒す快挙を成し遂げた。

【写真・画像】 2枚目
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 終局後、山下四段は自身の対局を振り返り、「稲葉先生との対局も豊島先生との対局も、序盤でかなり失敗して時間も削られてしまって、苦しい中で何とかアヤをつけて逆転できてほっとしています」と安堵の表情を見せた。さらに、初のチーム戦については「チーム戦ということで、一人の時よりは気楽にできた」と、18歳とは思えない強心臓ぶりを語った。

 チームを勝利に導いた最年少棋士の覚醒に、解説からは「山下劇場!」と最大級の賛辞が送られ、ファンからも「山下君すごい!」「順位戦入れろよ」「これが、若さか」「ヒーロー爆誕」「聡太二世か」「やばいな・・良い意味で」「公式戦で上がってくるの楽しみねー」とコメントが続々。“竜王・名人”撃破の衝撃は、見る者すべてに新たなスター誕生を強く印象付けた。

◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
ABEMA将棋チャンネルより)

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