認知症の父を母が老老介護していたが…気づけば母親とも会話が噛み合わず“多重介護”に ジャーナリスト浜田敬子氏が語る後悔「もっと話す時間を作っていたら早く気づけたんじゃないか…」

わたしとニュース
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 「急速に両親の状況が悪くなってきている。父はやっと3月に施設に入れたが、母は今同じマンションの隣の部屋にいて、介護をしながら仕事をしている」と語る浜田氏。まず父が数年前に認知症を発症した。

「ですが母の認知症に気づくのが遅れてしまった。3年ぐらい前の暑い夏、父が買い物帰りに熱中症になり、転んで骨折し、歩くことが困難になってしまった。元々父は認知症が進んでいましたが、この一件で体力が落ちて家の中だけで過ごすようになっていたが、その父を母が老老介護で見ていた。ずっと母はしっかりしていると思っていたのだけど、去年の秋ぐらいから、もう父を家でみられないという時に、母と会話をしていると話が噛み合わないことに気づいたんです。段取り的なことや手続きなどが全くできない。気が付いたら、家に大量の食品が買い溜めしてあったり、通販のものが箱もあけずに積まれていたりしたのですが、隣に住んでいても私は気づけなかった」(浜田氏、以下同)

「最初の頃は『お母さん、物忘れが激しくなっているよ』と言っていた。でも母も認めたがらない。『そんなことない』と言い張って」

 母親の認知症の兆候に気づけなかったと語る浜田氏。その背景については…

「娘が去年大学に入ったが、それまでは受験期だったこともあり、どうしても娘の方に目がいってしまっていた。そのことで母の認知症に気づくのが遅れたのかなと思っていて、やっぱり自分を責めてしまう。もう少し父のことも母に任せきりじゃなくて、見に行けばよかった。母ともちゃんと話す時間を持てていたら、早く(母の症状に)気づけたんじゃないかなと思う。でもやっぱり子どもがいると、子育てにも仕事にも自分の時間を取られているので、なかなか親の様子に目が向けられなかった」

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