認知症の父を母が老老介護していたが…気づけば母親とも会話が噛み合わず“多重介護”に ジャーナリスト浜田敬子氏が語る後悔「もっと話す時間を作っていたら早く気づけたんじゃないか…」

わたしとニュース
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 仕事と育児、さらに親の介護が重なる多忙な日々。浜田氏は、身近な人と悩みを共有できる環境の重要性について、次のように語る。

「私の場合は弟がいるので、弟と共有できている。愚痴を言い合ったりできる環境があるが、一人っ子など、一人で介護している方は本当に辛いと思う」

 自分を育て、頼ってきた存在である「親」が弱っていく姿を受け入れるのは、子どもにとっても大きなショックを伴う。そして何より、実の親子だからこそ、介護の現場ではお互いの感情がダイレクトにぶつかり合ってしまう難しさがある。

「私は変わっていく両親の姿を見てショックを受けて戸惑うし、母は母で、例えば私が『この前も言ったよ』『お母さん、脳ドッグ行った方がいいよ』って言っても、『大丈夫』『私は大丈夫』と言って全然聞き入れてくれない。娘から言われたら、やっぱり彼女もプライドがある。感情も生でぶつけ合ったりしてしまうし、実の親子だからこそ難しい」

 こうした親子の関係性の悪化を防ぐためにも、浜田氏は「第三者の介入」が不可欠であると強く訴える。

「父が要介護3になった時に、ケアマネージャーにすごく助けてもらった。今はケアマネージャーを介して、いろいろ話をしている。例えば私が『デイケアに行って』『行きたくない』の押し問答になってしまうので、ケアマネージャーからなぜデイケアに行くことが必要なのかを説明してもらったりしている」

(『わたしとニュース』より)

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