65歳以上の5人に1人が“要介護”の時代…「介護ができない自分はダメなのか」働く世代の罪悪感に専門家「介護者が休むことも介護」と訴え

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■65歳以上の5人に1人が要介護の時代へ…専門家「介護者が休むことも介護のひとつ」

 厚生労働省が発表した最新のデータによると、65歳以上の高齢者およそ3587万人のうち、介護が必要な状態にある人は約738万人にのぼり、実におよそ5人に1人が要介護認定を受けている計算になる。高齢化の進展に伴い、今後この数字はさらに増加していくとみられる。

 このデータを見た浜田氏は「2040年が日本の高齢化率のピークと言われているので、おそらくそれまでは高齢の方の人数が増える。一定の確率で要介護の方はいらっしゃるので、この数字はもっと増えていくと思う」との見方を示した。

 誰もが直面し得るこの状況において、介護者が自分自身の生活や人生を守りながらケアを続けていくにはどうすればよいのか。日本福祉大学の上山崎悦代准教授は、まずは「一人で抱え込むことを避けること」の重要性を強く指摘する。

「まず介護が必要な状況になった時には、ぜひ誰かに相談をする。一人で抱えるということだけは避けていただきたい。地域包括支援センターであったり、ケアマネジャーに相談していただいたり、ソーシャルワーカーでも良いです」(上山崎准教授、以下同)

 さらに、介護者自身が休息を取ることの重要性を訴えた。

「(休息を取ることに)罪悪感は持たないでほしいし、介護者が休むことも『介護の』のひとつ。自分がつらいと、良い介護は続けられない」

 また、元気なうちから事前に家族間で将来の介護について話し合っておくことも大切だと強調する。

「(要介護者が)本当にシリアスな病気になった時にはもう聞けないんですね。その時に困るのは(要介護者の)家族。介護を受けるご本人、高齢期の方はどういう介護を受けたいと思うのか、どこまで何を希望するのか、ご家族・(介護に関わる)専門家の方々と共有しておくと良いと思いますし、現役世代の方も早い段階に話しておくことはすごく大事」

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