■【克服法2:仲間を作る】メンターの存在と、自己肯定感が上がる心のケア
インポスター症候群を克服するための2つ目のメソッドが「仲間を作る」ことだ。1人で抱え込まず、自分の弱さや気持ちを理解してくれる人と繋がることが孤立を防ぐ鍵となる。
「できればロールモデルになるような人であれば、メンター(助言役)としての役割、教え導いてもらえる人、尊敬する人を置いておく。それが難しければ、似たような感情を持っている同僚でサポートグループを作って、インポスター感情によるさらなる孤立感を防いでいくことが役に立つ」(塚越氏)
同じような立場で奮闘する同僚や友人と「実は私もすごく不安なんだ」と共感し合うことで、エネルギーが湧いてくることも。しかし、自分の弱い部分を周囲に明かすのは恥ずかしいと感じる人や、お酒の席でなければ話しにくいという人も少なくない。
崔氏は、そうした心理的ハードルをクリアするための手段として、プロフェッショナルの手を借りる「カウンセリング」の有効性を実体験から語った。
「カジュアルに心のマッサージだと思って、臨床心理士の方にカウンセリングをお願いするのもありだと思う。私自身、子どもが生まれた時に『仕事しながらで大丈夫?』とすごく不安に思った時にそういう(臨床心理士の)方がいた。そこでいろいろと話をしたら、自己肯定感が爆上がりで『私できるわ!』と思った。やっぱり第三者の専門家の方は、インポスター症候群に悩む女性・男性などいろいろなパターンを見ていると思う。そういった専門家のデータベースに寄りかかってみるのもすごく良いと思う」(崔氏)
最後に崔氏は、自分だけではないと気づく“心の持ちよう”が、いかにプレッシャーを軽くしてくれるかについて言及。「すでに“インポスター症候群”という名前になっている時点で、私はだいぶ心が救われた。みんな“あるある”なのだと。しかも、世界中のセレブ女性と言われる方々も悩んでいる。『そりゃそうだ、私もなるわ』という気持ちになる」と締めくくった。(『わたしとニュース』より)
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