将棋の第39期竜王戦 決勝トーナメントが7月21日、東京・千駄ヶ谷の「将棋会館」で行われ、増田康宏八段(28)が伊藤匠二冠(叡王、王座、23)に123手で勝利した。この結果、増田八段は準決勝へ進出。次戦で服部慎一郎七段(26)と対戦する。
トップ棋士同士が激突した注目の一戦は、増田八段が制した。ABEMAでテキスト解説を務めた黒田尭之六段(29)は、「先手の増田八段の矢倉志向から、比較的早い段階でお互い想定を外れたような感じで難しい力勝負となりました。夕食休憩の局面はほぼ互角に感じましたが、そこから少しずつ先手がリードしていった感じで、明確に後手に敗着があったというよりは増田八段の指し回しが素晴らしかったと感じます」とコメント。
さらに、「はっきり優勢となってからも、伊藤二冠の粘りを振り切って正確に勝ち切り、増田八段の会心譜と言って良い内容だったと思います」と総括した。
この結果、竜王挑戦権争いは、1組優勝の永瀬拓矢九段(33)、増田八段、服部七段と、1組4位の斎藤慎太郎八段(33)と5組優勝の柵木幹太五段(28)の勝者に絞られた。重要対局を制し、まずは挑戦者決定三番勝負に駒を進めるのは誰か。今後の戦いからも目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





