「承認欲求がなくなってから、逆に売れるようになった」岡田紗佳が語る自然体キャリア論と、歌手デビューの舞台裏

岡田紗佳
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『Mトーナメント』に自ら“営業”したデビュー曲秘話

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――タレント、モデル、プロ雀士に続き、新たに「歌手」としての肩書きが加わりました。この展開はご自身でも予想していたんでしょうか。

岡田紗佳(以下、岡田):ずっと歌ってみたいなとは思っていたんですけど、まさか本当にこういう形になるとは思っていなかったので、自分でもすごいびっくりしました。実は今回、自分でスタッフに「Mトーナメントに使ってもらえないですか」って営業したんですよ。それがきっかけでお願いしたら、本当に叶ったという感じです。

――そうだったんですね。デビュー曲「国士無双LOVE」はすでにMトーナメント2026のエンディングなどでも浸透しています。

岡田:エンディングで、曲に合わせてリーチしてくれたり、いろんな形でいじってもらえて。すごくキャッチーな歌を作っていただき、本当に感謝しています。音楽を通じて、まずは麻雀に興味を持ってもらうきっかけになったらいいなと思っています。

――今回のデビューにあたって収録されている3曲は、それぞれ系統が異なります。特に3曲目は岡田さんの“生き様”が投影されているような歌詞でした。

岡田:そうですね、 3曲目は私も歌詞の打ち合わせに参加しています。実際に作曲してくれた浜野はるきさんと何回かお話をさせていただいて、どんな要素を盛り込みたいかを伝えました。自分自身、麻雀の対局前にネガティブになっているときや弱気なときに、アニソンやJ-POPを聴いて自分を鼓舞することがあるんです。だから、この曲も何かにチャレンジする前に聴いてもらえるような歌詞になればいいなと思って、色々と要素をピックアップして作ってもらいました。

――その歌詞の中には「負け」や「挫折」を連想させるフレーズもあります。プロ雀士としての経験が反映されているのでしょうか。

岡田:麻雀という競技の性質上、勝つ人は本当に一握り、というか大会ごとに1人しか生まれない世界。だからこそ、負けた経験がやっぱりすごい自分の糧になっているなというふうに思っています。

――初めてのレコーディングやMV撮影など、新しい分野での「魅せ方」で苦労した点や、逆にこれまでの経験が活きた部分はありますか。

岡田:歌い方に関しては、特に意識して変えようとはしていません。自分でも聴き比べると全然違うなとは思うんですけど、そこは自然に変わっている感じです。ただ、レコーディングで何回も何回も歌う機会って今までなかったので、最初に録り始めたときと終盤とで声が全然変わってきちゃって。アーティストの皆さんはこれをどうやってコントロールしているんだろう、とは思いました。逆にMV撮影とかは、これまでのモデルや動画撮影の経験がすべて活きているなと感じました。ダンスの振り付けのなかでも、ポーズをピタッと止めるときなんかは、普段のポージングの意識をそのまま応用している感覚でしたね。

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