24日、参議院沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会において、国民民主党の足立康史議員が副首都法案について質問しつつ厳しく批判した。質疑の最後には、自身の発言後に拍手が起きなかったため自ら拍手を求める場面もあった。
足立議員は「昨日の参考人質疑、大変いい議論ができた。まさに参考人質疑ってのはこうあらねばならないな、素晴らしいなと、当事者ながら参考人の先生方に感謝申し上げたいと思います」と振り返った。その上で、副首都法案の提出者である高見亮衆院議員に対し、「小原参考人(早稲田大学政治経済学術院の小原隆治教授)から名称変更についての見解が述べられました。どう受け止めましたか?」と質問した。
これに対し高見議員が「小原委員から名称変更に関しましては『直接関係ない的な』ところのご意見が」と発言したところで、委員会室にヤジが飛んだ。
高見議員はこのヤジに対し「え?」と戸惑った様子を見せた後に苦笑いを浮かべ、手を前に差し出してなだめるようなポーズをして答弁を続けた。
高見議員は「それはもうちょっと受け止め方だと思っております。ただ、いずれにしましても、この副首都法案に関しまして、この特別区を補完する、今回、この法案におきましては、政令で想定しているところは、この副首都に指定されるための必要な地方行政体制、その一つとして特区制度が入っているところでございます。それにちなんで、この特区制度を備えた時に、この特別区を包括する副首都という新しい形態が発生する、その中で名称変更、これを名実ともに示していくという必要性があると考えておりますので、この副首都法案の中で附則で対応させていただいているところでございます」と説明した。
これを受けて足立議員は「もう全く答弁になってない。理解してないですよね」と指摘した。足立議員は「小原先生は、『大都市制度と名称はもう関係ないんだ』と。2012年に大都市法ができて、特区制度を有する地域が、『都』という名称なのか『府』という名称なのか、『県』という名称なのか、『道』という名称なのか、それは関係ないって、当たり前でしょ。私はずっとそれを『関係ない』と言ってきた。小原先生も『その通り』だと言ったと。今、なんですか、『的な』とか『ちなんで』とか、全く意味が…論理的に、法制的に整理をしてご答弁ください」と求めた。
高見議員が「ちょっと何をもって『法制的』かがちょっとよくわからないところではございますが」と発言すると、委員会室にヤジが飛んだ。
高見議員は「あくまでお答えしているところでございますが、これも本当に繰り返しになるところでございますが、この法案におきまして、政令の中で前提としてこの特区制度が入っているという、特別区を包括する副首都が出来上がる、その中で名称変更の必要性を考えて本法案の中に入れさせていただいております」と答えた。
提出者のお2人が国会で誹謗中傷を受けてる
