将棋日本シリーズJTプロ公式戦の1回戦第3局が7月25日、静岡市の「ツインメッセ静岡」で行われ、石田直裕六段(37)が羽生善治九段(55)に106手で勝利した。JT杯初出場で2回戦進出を決めた石田六段は、9月5日に行われる中国大会で永瀬拓矢九段(33)と対戦する。
プロ入り14年目で初のJT杯出場となった石田六段が、初手合いのレジェンド・羽生九段を撃破した。
注目の一戦は振り駒で羽生九段の先手番に決定。矢倉の出だしから、後手の石田六段は急戦を志向し、バランス重視の中住まいに組んだ。繊細な駆け引きから羽生九段は長期戦を視野に自陣を整備したが、石田六段は伸び伸びとした指し回しで攻勢に出ていく。羽生九段は技を繰り出して後手に迫ったが、主導権を握ったのは石田六段。意欲的に攻め込んでリードを拡大し、しっかりと押し切り、初対戦の羽生九段を相手に快勝を飾った。
終局後の石田六段、羽生九段のコメント




