すると、この冷静すぎる伊藤二冠の数値に横浜控室がすかさず反応した。これまでの予選対局で激しい運動中と同等レベルの最大176bpmを叩き出し、視聴者を幾度となくハラハラさせてきた“心拍王”こと横浜の斎藤明日斗六段(28)が画面をひと目見て「心拍数低いな〜」とポツリ。すかさずチームを率いる森内俊之九段(55)が「アスト君の半分(笑)」とツッコミを入れると、斎藤六段も「(自分の)2人分(笑)」と苦笑い。
このコミカルなやりとりに、ファンからも「明日斗の半分はw」「あんたが異常に高いんやで」「明日斗の半分しかない」「兄弟子がおかしいんや」「心拍数1/2明日斗」「アストの半分ww」「めちゃくちゃ落ち着いてる」「心拍王が言うと説得力あるな」「兄弟子の心拍数と足して2で割れ」「恐るべき落ち着き」とコメントが続々と寄せられ、大きな盛り上がりを見せた。
その後も伊藤二冠の心拍数は大きく上下することなく、まさに“低空飛行”をキープし続ける。対局内容もその落ち着いた数値をそのまま表すかのように、終始安定した指し回しを見せつけた。解説陣も「充実の内容」と唸る完璧な試合運びで、最後は鮮やかな着地を見せて115手で勝利を飾った。盤内外で持ち味を存分に発揮した若き二冠の盤石の勝利が、チームの勢いをさらに加速させる結果となった。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


