熊本地震から10年、再び震度7 専門家「前回の割れ残りが動いた」次なるリスクと猛暑下の避難

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■10年前の「割れ残り」が今回の地震につながった

 日本地震予知学会会長の⾧尾年恭氏は、今回の地震と10年前の熊本地震との関連について、「地震が起きるとその場所の歪みが解放される。すると隣の場所には逆に歪みが移る。2019年に熊本県庁で、今日地震が起きた場所に歪みがたまって『次はここだ』ということを記者会見した。それが10年後の2026年だった」と説明する。

 長尾氏によれば、2016年の熊本地震は「布田川断層帯」と「日奈久断層帯」の交わったあたりを震源としていた。今回はそれよりも南の日奈久断層帯で発生しており、「割れ残り」が10年を経て動いたと見る。「2016年に断層の3分の1ぐらいが割れた。今日またちょっと割れた。まだ同じぐらいのエネルギーが蓄えられている」。

 さらに、今回の地震によってさらに南への歪みの移動が生じた可能性を指摘する。「今日は八代周辺がメインだとすると、さらに南の水俣市周辺が心配だ。。地震学的には次は水俣が割れると言えるが、それが明日なのか1年後なのか10年後なのかは現在の地震学では言えない」と述べる。

■「暑さ」が10年前との最大の違い
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