■「突然触られるのに対応しようがなかった」同棲パートナーとの性の不一致
一方、交際していたパートナーから性的同意のないまま行為を求められ続けたという30代女性・易しいクジラさんは、同棲を始めた後、ふざけたテンションの中でいきなり胸やお尻を触られることが繰り返されたと話す。「突然なので対応しようがない。完全に拒絶できなかった」。性交渉を断ると「そこまでしなくていいから、手を使って手伝ってほしい」と求められ、断りが通ることもあったが、毎回断ることへの引け目も感じていたという。「本意ではないけど、まあやろうかな、という感じで応じることもあった」。
交際相手に「外でしてきていいよ」と提案したこともあったが、「あなたとだからしたいんだ」と返されたという。加藤氏は「婚姻関係の有無にかかわらず不同意性行動罪が成立すると法律上明記されており、今回のような行為も不同意わいせつや不同意性行動にあたる可能性が十分ある」と指摘する。その上で「法律ができた以上、パートナーや夫婦の間でも、明確な同意を一つひとつの行為ごとに取っていくことがとても大事な時代になった」と述べた。
クジラさんは交際の終盤について、「お互いが折り合いを見出し始めていたかなという感じもあって、挿入まではしなくていいから踏み込んだスキンシップをしてみようか、という段階になっていた」と明かす。破局については「こういう結末は仕方なかったと思う。最初に交際し始めた頃は、こんなことをしてくる人だと思っていなかった」と語った。
加藤氏は、トラブルを防ぐためには「相手の立場に立って考えることがとても大事だ。そしてもう一つ重要なのが、関係性ができていない相手とは性行為をしないことだ。万が一、ワンナイトで不同意と言われてしまえば、5年以上の実刑リスクもある。そのリスクを犯してまでするかという話になる」とした。
(『ABEMA Prime』より)
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