「情報漏洩」「キルスイッチ」の懸念も…自衛隊へのパランティアAI導入を専門家が解説

ABEMA Prime
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■「キルスイッチ」の懸念とデータ主権 同盟国共通のジレンマ

 アメリカが提供するシステムへの依存について、トランプが一時的にアクセスを止めることがあれば、防衛網がまるごと機能しなくなるのではないか。高橋氏はこれに対して、「そこが心配だ。いわゆるキルスイッチがあるんじゃないかという心配はないわけではない」と答える。

 だからこそ、国産のオプションを捨てないことが重要だと強調する。「現状、国産のAIでメイブンと同じくらいの能力があるものはないが、国産のオプションも当然捨てずに考えていきたい。あとデータについての主権の保持というのもやはり大事だ」。

 また、国産AI開発の難しさについては、「メイブン・システムの開発はアフガニスタン戦争から始まっていると申し上げたが、時間の差が大きい。特に生成AIと言われる前のディープラーニングやマシンラーニングの時代からやっているので、データを作る作業がやっぱりすごく遅れている。当時の米側はそれこそ数万、数百万のデータを人間が整理してきたので、そこに追いつくのはなかなか大変だろう」と説明する。

 そして最後に、「アメリカの同盟国が感じているジレンマそのものだ」と高橋氏は言う。「国内で作れるわけではないけど、いいものがそこにあって、それを一緒に使わないと共同作戦に支障が出るかもしれない」。

(『ABEMA Prime』より)

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