NBAサマーリーグに参加したバスケットボール日本代表のPG河村勇輝に、心強い応援が届いた。同じ日本代表でポイントガードを務める富樫勇樹がアメリカまで激励に訪れ、2人の絆を感じさせる一幕があった。
8月3日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、NBA本契約を目指す河村の“勝負の夏”に独占密着取材を行った特別番組『河村勇輝 NBA SURVIVAL』(全3話)の配信に先駆け、第1話を公開した。
1年目のメンフィス・グリズリーズ、2年目のシカゴ・ブルズでは2way契約でNBAの舞台に立ってきた河村。「渡米する前に3年計画を掲げていて、3年目は本契約を取る」と“勝負の3年目”に挑んでいる。
しかし、開幕まで3カ月を切った現時点で、まだ契約はつかみ取れていない。そこで河村は『NBAサマーリーグ』に参戦。未来のスター候補463選手が集い、全30チームが参加するこの舞台は、公開オーディションとも言われている。
日本時間7月11日、クリーブランド・キャバリアーズとの一戦を前に、緊張の面持ちを見せる河村。すると試合前、コートで練習する河村の背後から忍び寄り、突然抱きつく人物が現れる。それは、日本代表で同じポイントガードとしてチームを支える富樫の姿だった。
2014年、当時20歳だった富樫もサマーリーグに挑戦。NBAの舞台にはあと一歩届かなかったものの、この舞台で確かな存在感を示した過去を持つ。そんな先輩が、後輩の挑戦を見届けるために海を渡った。
富樫はスタンドから河村のプレーを見守り、その視線を受けた河村は17分29秒の出場で8得点・1リバウンド・4アシストを記録。限られた出場時間の中で持ち味を発揮し、上々のスタートを切った。
試合後、富樫とのやり取りについて問われた河村は「(会話は)なかったです」と笑顔を見せつつも、「昨日か一昨日にご飯に行って『頑張ってよ!』と力強い言葉をいただいた。かけがえのない先輩だと思います」と感謝を口にした。
同じポジションで日本を背負ってきた先輩からのエールを胸に、河村は再びコートに立つ。受け継がれる思いとともに、“勝負の夏”を戦い抜いた先に待つ景色は、きっとこれまでとは違うものになるはずだ。
(ABEMAスポーツタイム)




