バスケットボール日本代表のPG河村勇輝が、2キロ増加した肉体を披露。ディフェンスを吹き飛ばすほどの力強いヒットからターンアラウンドジャンパーを沈め、進化を印象付けた。
8月3日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、NBA本契約を目指す河村の“勝負の夏”に独占密着取材を行った特別番組『河村勇輝 NBA SURVIVAL』(全3話)の配信に先駆け、第1話を公開した。
「渡米する前に3年計画を掲げていて、3年目は本契約を取る」と“勝負の3年目”を迎えた河村。1年目のメンフィス・グリズリーズでは1試合平均4.2分のプレータイムだったが、2年目のシカゴ・ブルズでは11.6分と倍以上に増加。しかし3年目の今季も、開幕まで3カ月を切った現時点で、まだ本契約には至っていない。
卓越したパスセンスやアシストスキルはアメリカでも高く評価されている一方で、明確な課題は得点力にある。グリズリーズの元副代表であるジョン・ホリンジャー氏は「カワムラがNBAで足場を固めるために重要なのはシュート精度と安定感を高めることだ」と指摘している。
その課題を打破するため、河村は今夏に約2キロの増量を決断。肩周りは一回り大きくなり、フィジカル面での変化は明らかだ。強化された体を武器に、日本代表の練習ではディフェンスに体をぶつけて間合いを作り、鋭い反転から放つ『ヒットからのターンアラウンドジャンパー』を何度も反復。これまでとは一線を画す得点パターンを磨き上げている。
「ドライブした後のペイント内の得点は、必ず証明しないといけない。乗り越えていかないといけない壁」と語る河村。増量という決断は、単なる肉体改造にとどまらず、課題克服への強い意思の表れでもある。
フィジカルの進化がプレーの幅を広げ、新たな武器として実戦で機能し始めた今、河村は確実に次のステージへと歩みを進めている。NBA本契約という大きな壁を越えるための準備は、すでに整いつつある。
(ABEMAスポーツタイム)




