NBAサマーリーグに参加したバスケットボール日本代表のPG河村勇輝が、磨き上げてきた“必殺技”でアメリカのファンを熱狂させた。
8月3日放送の『ABEMAスポーツタイム』では、NBA本契約を目指す河村の“勝負の夏”に独占密着取材を行った特別番組『河村勇輝 NBA SURVIVAL』(全3話)の配信に先駆け、第1話を公開した。
1年目のメンフィス・グリズリーズ、2年目のシカゴ・ブルズでは2way契約でNBAの舞台に立ってきた河村。「渡米する前に3年計画を掲げていて、3年目は本契約を取る」と“勝負の3年目”に挑んでいる。
パスやアシストで高い評価を受けてきた一方で、課題は得点力。河村自身も「ドライブした後のペイント内の得点は、必ず証明しないといけない。乗り越えていかないといけない壁」と語り、その克服に取り組んできた。
その中で磨いてきたのが、一度ディフェンスに体をぶつけて間合いを作り出し、鋭い反転から放つジャンプショット『ヒットからのターンアラウンドジャンパー』だ。
その成果はすぐに実戦で表れる。日本時間7月11日、クリーブランド・キャバリアーズ戦。56ー50とリードして迎えた第3クォーター残り5分25秒、コートに戻った河村は直後のプレーで鋭いドライブを仕掛けた。ペイントエリアに侵入すると、左手でブロックしながら肩で相手にコンタクトを入れて体勢を崩させる。そこから一瞬で反転し、最後は高いリリースのジャンプシュート――練習で繰り返してきた『ターンアラウンドジャンパー』を沈めた。
この一連のプレーに、アリーナは大歓声に包まれた。課題克服のために積み上げてきた努力が、そのまま結果として現れた瞬間だった。
この日、河村は17分29秒の出場で8得点・1リバウンド・4アシストを記録し、チームの勝利に貢献。限られた時間の中でも確かなインパクトを残した。
磨き続けてきた“必殺技”が、確かな武器として通用し始めた今、河村は次なるステージへと足を踏み入れている。その一歩一歩が、NBA本契約という目標へとつながっていく。
(ABEMAスポーツタイム)




