■若年層の「強い支持」が減少、電話・ネット調査ともに下落傾向へ
選挙ドットコムとJX通信社の共同調査によると、高市内閣の支持率は、電話調査で「支持する」が50.4%(前回比5.6ポイント減)、「支持しない」が34.9%(前回比6.1ポイント増)となった。さらにネット調査では、「支持する」が35.2%、「支持しない」が38.5%となり、支持と不支持が逆転する厳しい結果が出ている。
この結果について、伊藤氏は「共通してどちらも支持率は下落しているという傾向」と指摘。ネット調査での下落がより顕著である点については、「ネット調査の方が若干政治的な趣向が薄い方、いわゆる支持政党がない無党派層の方が多い。そのため、ネット調査の方が内閣支持率の下落傾向が電話調査よりも早く出始めたという背景がある」と分析する。
高市内閣は発足当初、同社の電話調査で最高7割の支持率を記録するなど、歴代内閣と比較しても高い支持率を維持してきた経緯がある。しかし、伊藤氏は「その頃と比べてもやはり下落している」とした上で、最も顕著な特徴として「強い支持が減っていること」を挙げる。電話調査における「強い支持」を示す層は、当初3〜4割を占めていたが、現在では25%以下(4分の1以下)にまで落ち込んでいるという。
さらに、年代別の傾向についても「顕著に下がっているのは10代から20代の若年層や現役世代」と説明。その要因として「若年層が求めている経済政策についての踏み込みや、進捗が足りないという点で、こうした数字に表れているのではないか」との見解を示した。
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