勝利した斎藤八段は、「角を打たれ、その対処をどうしていいものか難しかった。そこからは手探りでわからなかったが、辛抱してぎりぎりバランスが取れていればと思っていた。その後の馬は指したい手になったので、その辺りで面白い感じが出てきた。終始難しい将棋だったが、集中して指せて良かった」とコメント。
一方、伊藤二冠は「序盤は作戦負けになってしまい、なんとか食らいついていけたらと思っていた。途中はチャンスもありそうかなと感じていたが、馬を引かれる手が痛く、飛車を引いたあたりや、先手から飛車を回られたあたりの局面でもう少し上手い手段を探したかった」と初戦敗退を悔やんでいた。現地で大盤解説を務めた屋敷伸之九段(54)は、「中盤戦の激しい攻防から、終盤はスリリングな展開に。大変な激戦だった」と一局を総括していた。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間で争われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





