同級生から届く被害情報
気になるのは、生まれてから高校を卒業するまで過ごした生家。心に残るその風景は今、どうなっているのか。同級生たちで作ったグループLINEから届くリアルな情報が、ふるさとの今を教えてくれる。
「屋根瓦の落下問題を確認すべく、屋根に上がったら結構ひどくて、前職の先輩から『今から業者を向かわせるから、屋根から下りなさい』と電話がきて。どうしようもないから自分で何とかするしかないと考えがちですが、結果いろいろな人から助けられています。もちろん自分もできる事は協力するつもりです」「マイナーなレンタカー会社に勤務しています。今朝社長と話して、被災者への車貸出し案が決まりました」(グループLINEの投稿より)
そして、懐かしい風景が目に飛び込む。「わー、鏡川や。懐かしい。昔友達のおばあちゃんに、船で天草の途中まで。潮の満ち引きが激しいので、海の真ん中くらいまで出て、潮が引いたら貝掘りできるんですよ。それに行っていました」。移動中の路面は、ところどころ割れていた。
川沿いに水面から浮かぶように建つ住居は、「水の町」と称される鏡町を象徴する風景。川周辺の集落では家屋が崩れ、がれきの一部は川面に浮かんでいた。「危ない。家が落ちてる。何ももう跡形もない…」。
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