「作品は使用せずに、10分の感想動画をアップロードする」については、「これは1分から10分に増えていて、一般的に言うとその分数が増えれば増えるほど、映画の本質部分により近づいていくのでアウトにはなりやすい。しかしこの場合は、作品は使用していないし、感想動画。そのため原作の本質的特徴は維持していないということで、セーフになりやすい。10分だったとしても」。
「映画を観て感想をYouTubeにアップすることは、アウトなのか?」という質問があがると、阪口弁護士は「元の作品が引用にあたる程度のものなのであればOK。引用は主従関係というものの話になってくるが、投稿者の解説が主で『原作これだよ』というのが従たるもの。投稿者が解説をするために必要な限度で引用するということであれば、それは著作権的にもセーフ」と回答した。
過去の作品のネタバレについては「実はネタバレだけだと著作権侵害は生じない」として「あくまで業務を妨害しているくらい直近のものを言ったのか。昔からある作品のネタバレをしたとしてもみんな知っているし、何の業務も妨害されていなかったりとか。あとはいろいろなところで結末が出ていたりするときには、セーフなことが多い」と説明。
公開中の映画の感想、口コミについては「あくまで自分の言葉で感想を言っているのはセーフになりやすい」として「著作物、映画作品をそっくりそのまま写したのかも評価の対象になる。自分の言葉だったらそうではない」とコメント。
シーンの説明が細かすぎた場合はどうなのか。「(アウトの)可能性はある」として「映画を口頭小説で話しましたよぐらいそっくりそのまま描写しているかどうかにかかってくる。本質的場面は1個じゃないと思うが、『結局映画の本質はこれ』というものをすべて事細かく話してしまったらアウトになる可能性が高い」と解説した。
ネタバレした状態の作品をスクリーンショットで友人に送るのはセーフ?
